２０２５年度 さ～くる年間テーマ “ＬＯＶＥ”

“みんな”でつないできた「さ～くる」が今秋で２０年ー。それは本当に「あたりまえ」ではなく「ありがとう」な“キセキ”だと、歩んできた“みち”をあらためて見つめ 噛みしめています。

その感謝を胸に「いま・ここから“未来（あす）”に」また進んでいくための今年度のテーマは、以下の想いを込めた“ＬＯＶＥ”です。

Ｌｉｆｅ＝生活の中で「生きがい・活力」と「自他の“いのち”へのリスペクト」を持てる

０ｐｅｎ＝「“みんな”の心」と「交われる場」を“開放”し、「率直・寛容」で居られる

Ｖｏｉｃｅ＝それぞれが想いを込めた「心からの“声”」を出せ、聴くことができるよう

Ｅｎｃｏｕｒａｇｅ＝互いに「励まし・元気づけ」合いながら、いっしょに育つ

“Ｌｏｖｅ”自体は「喜び」を意味するラテン語から生まれた言葉で、日本語では「愛情」ですが昔は「大切」とも訳されていました。「ｍｙ　ｌｏｖｅ」と“家族”などに愛情を込めて呼びかける言葉としても使われます。

「さ～くる」の発足時から活動と「両輪」でたいせつにしている「パーソナルレコード（パーレコ）」を確認・印刷する「はたらき」はずっと僕がしていましたが、昨年度の年間テーマ通り仲間を心から“Ｔｒｕｓｔ”出来た2024年度からは、「Ｌｏｖｅ　Ｌｅｔｔｅｒ」という役割が“ＳＭＩＬＥ”に加わり、担ってもらっています。パーレコは学校のレポートのように「提出」するものではなく、単なる「報告書」でもありません。“あい（Ｌｏｖｅ）”と感謝をメンバー本人はもちろん、保護者・ご家族に伝えて、それぞれの“Ｌｉｆｅ”に還元されるための「手紙」という想いを込めて、「Ｌｏｖｅ　Ｌｅｔｔｅｒ」という名前をつけさせていただきました💌

「手紙」と言えば、一昨年度・昨年度と１年間の最後の「ファイナルキャンプ」で、保護者の皆様からお子様への“あい（Ｌｏｖｅ）”の込もったお手紙をいただき、受け取ったメンバーたちの様子や涙を見て、それぞれの心に響いていることを感じました。以前キャンプでも話させてもらったことがありますが、「誰かから愛されるのはとてもしあわせなこと。でも、誰かを愛せること・愛せる存在がいるというのはもっとしあわせなこと」だと思います。だからメンバーたちもしあわせですが、親は子どもの“存在自体”が「喜び（Ｌｏｖｅ）」です。僕からも、“アボジ（父）”としてリーダーそれぞれに手紙を書かせていただきましたが、「ｍｙ　ｌｏｖｅ」と心から想える“家族”に出逢えて、「大切（Ｌｏｖｅ）」なときを過ごせている僕は本当に「しあわせ者」です。

そして、「さ～くるfamily」の“みんな”も、そう感じてくれているなら・感じられたら、本当にうれしいです。

また、昨年度のファイナルキャンプでは「５年後の自分へ」の手紙もそれぞれいてきタイムカプセルで埋めましたが、「過去（きのう）の自分からの手紙」で思い出し見返した2009年4月にリーダー向けに書いた文が「これから」にも通じるので、抜粋・加筆して紹介します。表題は【“Ｓｐｒｉｎｇ”＆“Ｅｎｃｏｕｒａｇｅ”】です。

【「春」をあらわす英語の“Ｓｐｒｉｎｇ”には、他にも「源・活力・湧き出る・芽を出す」などの意味もあります。先日、桜の「休眠打破（桜が春に散ったあと夏に花芽を形成すると休眠状態に入り、冬の寒さを経験することで眠りから覚め、また春に向かう暖かさに合わせながら開花の準備に入ること）」に触れましたが、“打破”といってもそれは“休眠”を否定するものではありません。新しい環境の中でがんばっている人・今の状況に難しさを感じている人・これから先の仕事などが決まらず焦っている人…など、それぞれの状況があるでしょうが、そんな時こそ立ち返るのが“源”だと思います。（中略）電話も“電源”が切れてしまったら発信も受信もできなくなってしまいます。それぞれが日々の「現実」の中で“伝え・受け取る”ことが難しくなってしまう時や、どこに向かっていいか分からなくなった時に、帰ってきて“元気”になれるような“源”に「さ～くる」がなれたらいいなぁと願っています。それが、“現実”を“実現”に、“夢”を“カタチ”に転換していくための“芽”になると想うので。“Ｅｎｃｏｕｒａｇｅ”は「励ます・元気づける・（成長を）促進させる」という意味ですが、語源は“Ｅｎ（＝吹き込む・その状態にする）＋ｃｏｕｒａｇｅ（＝勇気）”です。大切な“みんな”が自然体でたくましく生きていけるよう、心からの“Ｅｎｃｏｕｒａｇｅ”を込めてー「あらゆる未来の花は 今日の種の中にある」から 大丈夫🌸】２０周年のコンセプトは、『ふかめる→ひろげる→つなげる』です。ひとりひとりが「主体的に」“Ｌｏｖｅ”を深め・伝え合い、「しあわせの“わ”」をよりひろげ・つなげていきましょう🌈