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「体験学習」とは?

 

学習者自身が自らの体験を学習のベースとして、自己、他者、それらの関わりなどの気づきを通して学ぶ(成長・変化する)、学習者中心(主体)の教育の方法。知識の蓄積ではなく、「学び方を学ぶ学習」。伝統的な知識教育(概念学習)が魚を求めている人に「魚を与える」学習であるとすれば、体験学習は、「魚の釣り方」を学ぶ学習である。

 

体験(する)→ 指摘(みる・体験の内省と観察)→ 分析(考える・一般化する)→ 仮説化(わかる)→ 試行(再・体験) 

 この循環過程を生活の中でも意識することにより、感受力・思考力・応用力・行動力を培い、問題解決能力(生きる力)の育成を促す。

「ファシリテーション(援助促進)」とは?

 

広い意味での学習(生き方)を援助促進する事。表面的なコンテント(内容・課題)ではなく、プロセス(関係的過程)に「ファシリテーター」が以下の点に留意して関わる。

①相手(個人・グループ)中心→「押しつけ」をしない

②個の尊重→相手が自身で自らの個性・能力を引き出せるように

③非評価の姿勢→良し悪しで見て相手を防衛的にせず、あるがままに受容する

④非操作→自分の意図・期待に相手を導くのではなく、本人が望む方向を見つけ出せるように

⑤ともにあること→共感的存在、相互依存

 

以上を見て解るように、ファシリテーションは単に専門的なものだけでなく、人間関係の改善や住みよい社会の変革への、基本的な概念と言える。

ファシリテーションとは

「グループワーク」とは?

 

各人の個性の発揮・参加者相互の関係促進等の為に、意図的に個々人・グループに働きかけ、グループを「作用」させる事。グループで同じ行動をする事を求める、「グループ活動」とは異なる。

グループワークとは
キャンプカウンセリングとは

「キャンプカウンセリング」とは?

 

 理屈だけでなく「自身の習慣や行動」でキャンプ(プログラム)や対人関係の理想と目的を示す、リーダーの関わり方。「人間や自然を好むこと」、「分別ある判断力と若い心」、「情緒の安定」が求められる。

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